ソース: АrсhDаilу
大濠テラス茶屋と庭園 / リズムデザイン
建築家によって提供されたテキストによる説明。 大濠公園の豊かな自然と調和し、その景観を楽しめる木造建築。 私たちの頭の中では、このビジョンを実現するにはクリーンな構造が必要です。 従来の日本の建築は多くの素材を使用しているため、視覚的な情報が視界を支配する傾向がありました。 しかし、最先端の製材技術と日本の伝統的な木工技術を融合することで、金属を一切使用しないシンプルな構造を実現しました。 既存の価値観を基礎にして、新しい価値観を明らかにすること。 自然光の中で大濠公園の景色を眺めながら、爽やかな木の香りに包まれる空間。
大濠公園は福岡県民の憩いの場として愛されています。 散歩する地元の人や観光客など、毎日多くの人で賑わっています。
大濠テラス：八女茶、日本庭園
Park-PFI は、民間企業からの提案を受けて新しいプロジェクトを設計および実施することにより、日本の市立公園の美化と活性化を促進する、レクリエーションを目的とした人々の取り組みです。 同構想は、大濠公園南側敷地の日本庭園近くに建設する木造２階建ての設計・施工のプロポーザルを募集すると発表した。 呼びかけでは、日本の公園の認知度を高め、アクセスしやすさを向上させることに加えて、福岡県の特産品の一つである地元産のお茶である八女茶の宣伝にも役立てるべきだと述べた。
公園内の指定された場所からは、自然光に照らされた美しい公園の風景が広がります。 この自然の景観を邪魔せず、さらに隣接する日本庭園と調和する建築を目指しました。 私たちは、それ自体が注目を集めるのではなく、むしろ公園の上に置かれた屋上のような役割を果たすものをデザインするよう努めました。 また、単に和風のものを作るのではなく、CNC木材切断機などの最先端の製材技術と、古くから受け継がれてきた日本の木造建築の伝統を融合させることで、木造建築の新たな可能性を示したいと考えました。金属の代わりに木製のジョイントを使用するなど、古くからあるものです。
今回の計画では、直交集成材（木の板を薄い接着層で垂直に交互に重ね合わせたもの）を用いた構造を考案し、誰でも自分で打ち込むことができる木製梁受け具を開発しました。必要なのは木槌だけで、電動工具は必要ありません。
誰も気づかないうちに工事が始まり、終わってしまうことを望んでいたわけではありません。 私たちは実際、地元の人々に建設プロセスに参加してもらい、自分たちのコミュニティとつながっていると感じてもらいたかったのです。 私たちは、参加を通じて人々に責任感を与えることができるもの、つまり私たちが一緒に構築するものは一緒に所属できる場所であるという感覚を与えることができるものを望んでいました。
CLTや木版などの様々な利点を活かし、組み合わせて実現した建築です。 シンプルでありながら、広々としていて、開放的です。 両階とも庭に面した窓付き（11m、5.5）どちらかを開けるだけで外にいるような気分になれます。 また、正面窓側には特に雨樋を設置しない計画となっておりますので、しとしと落ちる雨を心地よくお楽しみいただけます。
テラスの完成から数か月間、多くの訪問者がそのパビリオンに引き寄せられました。 福岡の新たな観光スポットとして注目を集めています。
ソース: АrсhDаilу
